世界に名だたるアパレルECサイト farfetch(ファーフェッチ)

イギリス発のアパレルECモールfarfetch(以下、「ファーフェッチ」)をご存知だろうか。
主にハイブランドアイテムを扱っており、世界50か国にある700店以上のセレクトショップと500を超えるブランドが集結するマーケットプレイスである。

日本未発売のインポートアイテムなどにアンテナを張っている方、ラグジュアリーブランドなどのファッションに敏感な方は、聞いたことや利用したことがあるかもしれない。
2014年ごろから日本語サイトを立ち上げ、日本でも本格的に展開している。

(引用:ファーフェッチ日本公式サイト トップページ

日本での浸透と世界的な成長

2020年度の収益は前年比64%増の約17億ドル、という数字だけでも年々勢いを増して成長していることが伺えるファーフェッチ。(2019年度は約10億ドルだった)
(参照:Farfetch Announces Fourth Quarter and Full Year 2020 Results

世界的な展開で知名度は高まっているが、日本ではまだまだ十分な認知度を得られていない印象である。
というのも、2021年10月現在、farfetchの公式Instagramアカウントは337.9万人のフォロワーを持っており、その中には名だたるファッショインフルエンサーやモデルなど、ファッションに敏感な著名人も含まれている。
対して、今年の5月に開設された日本アカウントの現在のフォロワー数は約5400人。
開設後2週間では150人程度だったため、この5か月間の内に着実に認知度を高めていってはいるが、まだまだ伸び代がありそうだ。今後の国内でのプロモーションに期待である。

日本にはファーフェッチ・ジャパン(日本法人)があるため、日本語カスタマーサービスチームによる購入サポートで安心してショッピングが楽しめる。
また、国内外の大手配送企業との提携により迅速な配送を実現しており、関税や消費税といった諸税も代金に含まれているので、面倒な手続きもなく注文した商品をスピーディーに受け取ることが可能。
そして何より、世界中のブランドやセレクトショップ、百貨店から多数のブランドを扱っているため、最新コレクションがいち早くチェックできるのだ。

まだラグジュアリーアイテムをオンラインで購入するということ自体があまり浸透していない印象の日本。
偽物が届くのでは、現物が見られない、高額の取引になる、といった様々な懸念があるが、ファーフェッチでは正規品を扱うショップが出品しているため、信頼性がある。

エシカル思考

(引用:POSITIVELY FARFETCH

今や、どのブランドや企業においてもエシカル(倫理的)でサステナブル(持続可能)なファッションであることは当然のようになりつつあるが、やはりファーフェッチも例に漏れずエシカルなプラットフォームだ。

POSITIVELY FARFETCHというプロジェクトを展開し、サステナブルな未来のために、そして、環境負荷や廃棄物の少ない循環型ファッションの実現のために、様々な取り組みを進めている。ファーフェッチの主なプロジェクトを3つご紹介しよう。

・FARFETCH Second Life(ファーフェッチ セカンドライフ)

セカンドライフとは「第二の人生」のこと。手持ちの使っていない、または不要になったブランドバッグをファーフェッチに売却することができるサービスだ。
こちらは貨幣取引ではなく、アイテム引き取り後は、ファーフェッチ内のお買い物で使えるクレジットが付与される。
事前に簡単な手続きで見積もりを出してもらうことができるので安心だ。

引き取られたアイテムはファーフェッチを通してそれらを使いたい人々の元に届き、新たな「セカンドライフ」を歩むということである。

残念ながら日本でこのサービスは提供されておらず、現在はイギリス・アメリカ・EU諸国・ノルウェー・クウェート・サウジアラビアおよびアラブ首長国連邦でサービスを展開している。
サステナブルな未来へ向けて、日本へのサービス導入も待ち望まれる。

・FARFETCH Donate(ファーフェッチ ドネート)

ドネートとは寄付のこと。
手持ちの服を寄付すれば特定の慈善団体をサポートできるのと同時に、ファーフェッチのクレジットも獲得できる。
現在はイギリスとアメリカでサービス展開されている。それぞれTHRIFTTHREDUPとの業務提携により実現しているサービスだ。

寄付ができて、クレジットも取得でき、クローゼットも整理でき、さらに環境にも優しい。まさにいいことづくめの取り組みではないだろうか。

「寄付や再販をすることで、製品の寿命は平均2年以上延ばせます。これは、同製品に起因する温室効果ガス排出量や廃棄物、水の使用量の、80%以上の削減を意味します。」
(引用:FARFETCH DONATE 日本語サイトより)

・FARFETCH FIX(ファーフェッチ フィックス)

フィックスとは「修理」のこと。ラグジュアリーファッションのアフターケア・修繕を専門とするThe Restoryと提携し、提供するブランドアイテムの修理サービスだ。
どんなにお気に入りで大切に使用していても、どんなに上質なアイテムでも、やはり経年劣化は避けられない。
それらのアイテムをそのまま眠らせてしますのではなく、プロの職人の手で蘇らせようという取り組みだ。

Our mission is to have you fall in love with your favourite pieces all over again.

―私たちの使命は、お気に入りの作品をもう一度好きになってもらうことです。
(引用:The Restory 公式サイト About Usより)

また、上記3つのリユースに特化したプロジェクトとは別に、ファーフェッチが環境負荷を低減するサステナブルな素材を用いたブランドや商品を厳選した独自のセレクション「エシカルコレクション」ページも設けられている。
これらは全て新品で、エシカルファッションで有名なブランドや、各種有名ブランドから出されるエシカルコンシャス(エシカルを意識している)アイテムがずらりと並ぶ。

(引用:Positively Conscious エシカルコレクション – FARFETCH

まとめ

おしゃれな世界観とともに、エシカルな取り組みやリユースを推進するファーフェッチ。
これからさらに日本での人気を獲得し、このようなプラットフォームがより一般的になれば、「リユース」に対するイメージや「おしゃれ」「美しい」の概念が、少しづつ覆されていくかもしれない。

             

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